経時変化・安定性とは経時的な原液の変化の度合い・程度のことを言います。
その変化は3つに分類できます。
今日は3つ目です。
③生物的変化
微生物の繁殖による製品の劣化を引き起こす変化を生物的変化と言います。
製造上(1次汚染)、消費者中(2次汚染)と原因がわけられます。
水回りでは.黒カビ、赤色酵母が問題となります。抗菌・防腐作用が弱い商品、水回りの商品やジャー商品では汚染リスクが多く、この問題は非常に影響を受けます。
参考リンクサイト:「東邦微生物病研究所」、微生物による食品の化学変化~発酵と腐敗とは~みそ、納豆、しょうゆ、日本酒、ビール、ワインなどの食品は微生物の「発酵」によってつくられます。発酵は、細菌、酵母、カビなどの微生物によって物質が変化し、人間にとって有益なものができることです。
例えば、お米をコウジカビと酵母を使って発酵させたものが日本酒になります。その日本酒を、酢酸菌で発酵させるとお酢になります。
一方、食品が微生物によって、食べられなくなる場合があり、こちらは「腐敗」と呼んでいます。つまり、微生物が関与する食品の化学変化の中で、人間にとって有益な反応については発酵と呼び、そうではない反応を腐敗と呼んでいます。
化粧品でも「発酵」を利用した原料や製品開発をされることがありますが、
食品よりも使用期限が長いため、基本的には「腐敗」しないように防腐剤が利用されます。
①化学的変化②物理的変化③生物的変化
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