色材、色問題


そもそも「色」があるとはどうことでしょうか?
ヒトが色を感じるのは色物質がある光を吸収して目に光が届いているためです。
 470~495nm付近の波長のエネルギーを吸収すると赤色にみえます。赤色光の場合は640nm付近のエネルギーのものが赤色です。以下のカラーサークルと波長の関係を参考にると良いです。

参考:
http://www.onsenmaru.com/topics/T-300/T-344-ikablood-F.htm

有機物は計算で吸収波長を求めことができます。

参考:
http://cook.chem.ndsu.nodak.edu/wp-content/uploads/2019/02/11-UV-Vis-Spectroscopy-2019.pdf

無機系は構造から予測ブラックの式・X線解析からコントロールできますが、
なかなかうまくいきません。また、触媒作用で肌老化を引き起こすこともあるので表面処理などされることがあります。

参考:
https://blog.cfms.jp/?p=7041






<経時ケース①>
・植物エキス
問題 酸化劣化に褐色になることがあります。

解決策
①ポリフェノールが代わりに酸化するが褐色するのが原因のため、
酸化防止剤を配合すると良いです※。
※トコフェロールは酸化防止剤となり、刺激につながる酸化を防ぐがかわりに褐色になることがあるので注意。
※紫外線吸収剤もこのような改善にも利用が可能であるが、アレルギーの報告もあるため、光感作性には注意(ロドデノール事件)。

②植物エキスを少量配合にすることや製造工程を検討すること(低温で混ぜる)が重要となってきます。
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