ポイントまとめ10

<安定化成分>
~増粘剤~
・キサンタンガム 由来:微生物(キサントモナス菌)・トウモロコシ・大豆。糸引きがある粘度、塩類・熱安定性はよいが微生物発酵多糖類ということもあり菌汚染しやすい

・ペクチン:柑橘類やリンゴ、米等からのデンプン由来多糖類。キサンタンガムよりべたつかない

・カルボマー:セルロース(パルプ木)+石油由来。カルボキシル基がアルカリによりからみあうことにより増粘する。べたつきがない。塩類・光に弱く減粘する。

~防腐剤~
・殺菌力:プロピルパラベン>エチルパラベン>メチルパラベン
※官能基アルキルが小さいほど弱いが水にとけやすい

・防腐力:パラベン>フェノキシエタノール
※おなじ防腐力にするするにはフェノキシエタノールの量は多くなる

~酸化防止剤~
・ビタミンC → アスコルビン酸

・ビタミンE → トコフェロール、天然ビタミンE
※ビタミンA 抗シワ、眼に良い:パルミチン酸レチノール
※ビタミンH ビオチン皮膚や粘膜の維持、爪や髪の健康に深く関わっている

~その他~
・石けんは2価金属イオン(マグネシウム、カルシウム等)がおおい硬水では界面活性剤能力を失う
これを防止するためにキレート剤、金属封鎖剤を利用する(EDTA、エチドロン酸 等)

・石けんは 脂肪酸+アルカリ(塩基) によるものでアルカリにすると脂肪酸は界面活性剤能力がでてくる。
肌のpHは大人は正常な皮膚弱酸性である。石けんは昔から利用されている。肌と石けんはpHが違うが、
自然にpHがアルカリ→酸にもどる(アルカリ中和能という)。
※pH:水素イオン指数0~14
→化粧品では細かい分類がないが、7が中性でこれより高いとアルカリ、低いと酸
洗剤家庭用品品質表示法では強・弱と細かい分類がある

・発熱成分
血流促進:トウガラシ果実エキス、バニリン
水和熱:グリセリン、DPG、PEG

・冷感成分
受容体を直接活性化する:メントール、メントール誘導体、ハッカ油、カンフル
揮発性(蒸発熱):エタノール








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ケアプロダクトデザイナー:家庭用化学製品開発製造販売技術者:104

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今後も更新がんばります。

どうも日用品関係の情報をまとめる人です。
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