・アロマテラピーという言葉はフランスの化学者の
ルネ・モーリス・ガットフォセ(1881~1950年)
※ラベンダー精油で実験によるやけど治療の研究、「Aromatherapie(1937年)」
が作った言葉。
・1942年第二次世界大戦で従軍したフランス軍医
ジャン・バルネ(1920~1995年)
が、インドシナ戦争で精油から作った薬剤を使って負傷者の治療を行った。「AROMATHERAPIE(植物=芳香療法)(1964年)」。精油を薬剤として使用。フランス式アロマテラピーの特徴に。
・1960年フランス、
マルグリット・モーリー(1895~1968年)
は精油を心身の美容健康に使用する新しい理論アロマテラピーを考える。
インド、中国、チベットの伝統医学や哲学を研究し、トリートメントオイルでマッサージする方法を編み出した。
その方法は肉体と精神のアンバランスを正常にするものであり、整理の薬理作用を重視して内服(薬としての飲用)を中心とするフランスのアロマテラピーとは対照的であった。「Le capital Jeunesse(最も大切なもの…若さ)(1961年)」
イギリスのアロマセラピストに影響を与え、
ホリスティック・アロマテラピー
※ ホリスティックとは、「全体」「つながり」「バランス」といった意味を含みます。
が実践、展開されて行っている。
・2004年アメリカ
リチャード・アクセル博士(コロンビア大学)
リンダ・バック博士(フレッド・ハッチンソン・がん研究センター)
「嗅覚システムの組織とにおいの受容体※odorant receptors and the organization of the olfactory system」の研究でノーベル医学生理学賞を受賞。
人間のにおいの識別、記憶するか解き明かした。
嗅覚細胞中にあるにおい受容体形成の遺伝子数が、すべての遺伝子数の約3%に該当する。
・東邦大学名誉教授
鳥居鎮夫(1924~2012年)
により香りの心理効果の研究をした。
「随伴性陰性変動(ずいはんせいいんせいへんどう:CNV)」
という特殊脳波測定でジャスミン、ラベンダーの興奮・鎮静作用を実証(1986年、イギリスシンポジウムで発表)
・日本特有の和精油
ヒノキ、ハッカ、ヒバ、クロモジ、ユズ、ショウガ
が注目されている
・ロバート・ティスランド
「アロマテラピー(芳香療法)の理論と実際(The Art of Aromatherapy)(1985年)」
の訳書出版で日本にアロマテラピーが普及。
1990年代アロマテラピー専門誌創刊され、マスメディアもアロマテラピーを紹介し始める
バブル経済崩壊、阪神淡路大震災の時期であり、人々が「癒やし」に関心を寄せ始め
アロマテラピーは急速に広まるが
「安全に精油を使う方法を考えたうえで使用すること」を専門家は注意喚起している
・1996年4月非営利団体(任意団体)日本アロマテラピー協会(AAJ)設立。
アロマテラピーを日本に健全な発展普及啓発を図る目的に活動した。
2005年社団法人、2012年
公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ:Aroma Evironment Association of Japan)
と体制を変更。
人として自然の香りのある豊かな環境(アロマ環境)を作る活動も積極的に展開しています。
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