油性成分は水に溶けないものです。
皮膚に対する保水作用、柔軟作用、保護作用が期待され乳液・クリームに配合されます。
また、色素や無機類(紫外線散乱剤等)の分散性がありファンデーション、口紅などのメークアップ化粧品にも利用されます。
<油性成分種類:例>
・炭化水素
ミネラルオイル、ワセリン、スクワラン、スクワレン、パラフィンワックス
・高級脂肪酸
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、ベヘン酸、イソステアリン酸
・高級アルコール
ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール
・油脂
植物性油脂:マカデミアナッツ油、オリーブ種子油、アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)、ヤシ油、シア脂
動物性油脂:馬油、牛脂
・ロウ(ワックス)
植物性:キャンデリラロウ、ホホバ種子油
動物性:ミツロウ、ラノリン
・エステル油
エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸エチルヘキシル、トリエチルヘキサノイン、ミリスチン酸イソプロピル
・シリコーン
ジメチコン、ジフェニルジメチコン、シクロペンタシロキサン
※旧表示指定成分
「旧表示指定成分」とは、消費者が医師からの情報をもとにアレルギー等の皮膚障害を起こすおそれのある製品の使用を自ら避けることを目的として1980年に厚生省(現 厚生労働省)によって指定された成分を指します。
セタノール等該当。アレルギーが本当にあるかといわれると疑問な点が多い。
https://cosmetic-ingredients.org/basic/%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%93%81%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%97%A7%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E6%8C%87%E5%AE%9A%E6%88%90%E5%88%86%E3%81%AE%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%81%A8%E4%B8%80%E8%A6%A7%E8%A1%A8/
※蜂由来
ハチミツ:ミツバチが花蜜から集めたもの
ミツロウ:ミツバチの巣から摂取したロウ
ローヤルゼリー:ミツバチが分泌する物質、嬢王バチの特別食
プロポリス:ミツバチの巣から得られる樹脂状物質
※シリコーン:ケイ素化合物(Si)
消泡作用や摩擦抵抗を低くする作用が強いです。
トリートメントなどに利用され「ノンシリコン」ということを訴求し悪とされやすいものですが、
指通り解消 髪のボリュームを抑える作用 被膜形成によるパーマ・カラー液浸透抑制 がある。
毒性も高くないので、それほど気にする成分でないが、
環状シリコーンは毒性の懸念があるようで最近規制が強化されています。
http://www.c-cosume.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/dfd79205f21cf1b8cd6ce43c87fe1fe7.pdf
現在の閲覧者数:
スポンサーサイト
コメント