野菜由来 カロテン、レチノール

化粧品では野菜由来のものも利用されます。
皆様緑黄色野菜の定義はわかりますか?
以下の野菜は緑黄色野菜なのはどれでしょうか?

・きゅうり
・にんじん
・赤唐辛子
・かぼちゃ






正解は・・・・
きゅうり以外緑黄色野菜です。
緑黄色野菜というと、色の濃い野菜と私は思っていました・・
栄養があるものは緑黄色野菜として覚えると良いみたいですね。
厚生労働省が定めた緑黄色野菜の基準を見てみると、「原則として可食部100g当たりカロテン含量が600µg(マイクログラム)以上の野菜」となっています。



参考:
https://www.kagome.co.jp/vegeday/nutrition/201804/9036/
https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%86%E3%83%B3-48105


カロテン配合されているものは、ビタミンAが含まれています。
ビタミンAはレチノールが基本成分です。これは角質の代謝を促進してお肌の生まれ変わる周期(ターンオーバー)を正常化・真皮の働きを活性化してコラーゲン生成を促し、シミ、しわ、ニキビなどの改善に効果的な成分です。
誘導体でパルミチン酸レチノールというものがあります。
レチノールは紫外線に弱く毎日補う事が必要です。





・β-カロチン(Beta-Carotene、β-胡萝卜素)
有機性値:800
無機性値:42
分子量:536.89
成分コード:563282
CAS:116-32-5、7235-40-7、31797-85-0
食品区分:指定添加物(β-カロテン:着色料、栄養強化剤):beta-カロテン(合成)及びbeta-カロテン(Blakeslea trispora 由来)の Group ADI=0 - 5。備考:既存添加物に「デュナリエラカロテン」がある。デュナリエラの全藻から得られたβ-カロテンを主成分とする。用途は栄養強化剤、着色料:ADI特定しない。備考:既存添加物に「ニンジンカロテン」及び「パーム油カロテン」がある。用途は栄養強化剤、着色料:ADI設定しない。
定義:本品は、合成又は天然から得られるカロテノイド化合物であり、次の化学式で表される。

カロテン

配合目的:着色剤、皮膚コンディショニング剤(未分類)




・パルミチン酸レチノール(Retinyl Palmitate、视黄醇棕榈酸酯)
有機性値:700
無機性値:80
分子量:524.87
成分コード:552050
CAS:79-81-2
定義:本品は、パルミチン酸(*)とレチノール(*)のエステルである。

パルミチン酸レチノール


説明:油溶性。真皮組織コラーゲンやエラスチンなどの生成促進が期待できる。紫外線によるシワやくすみ、乾燥による小ジワ、加齢による肌トラブル防止製品に配合される。



https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000477808/blog/bidA037493005.html
https://a-care.net/feature/type/


















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どうも日用品関係の情報をまとめる人です。
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