日用品構成成分 水性成分説明

日用品構成成分は以下で構成されています。

1.水性成分
2.油性成分
3.界面活性剤
4.機能性成分、その他

水性成分について説明していきます。
水性成分とは水 または 水に溶ける成分です。
保湿、静菌・殺菌作用等を示す機能があります。
なお、水にも種類(規格)があります:以下参考。

<日本薬局方>
・常水:本品は,水道法第4条に基づく水質基準(平成15年厚生労働省令第101号)に適合する.なお,本品を井水,工業用水
等から各施設において製造する場合は,当該基準によるほか,次の試験に適合する水とする(アンモニア:0.05 mg/L以下).
・精製水:本品は,イオン交換,蒸留,逆浸透又は限外ろ過などを単独あるいは組み合わせたシステムにより,「常水」より製し
たものである.本品は,製造後,速やかに用いる.ただし,微生物の増殖抑制が図られる場合,一時的にこれを保存することができる.

水性成分例:グリセリン、エタノール、BG、DPG、1,2-ヘキサンジオール、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、
乳酸Na、PCA-Na、ハチミツ

※水溶性コラーゲン(アテロコラーゲン、加水分解コラーゲン)
1960年に酵素処理によるコラーゲンの可溶化技術が特許出願され、抗原性部位(アレルギー反応を起こす部位)が除去された生体適合性の高い非変性のコラーゲン=「アテロコラーゲン」の開発および製品化が行われるようになりました。そのため、コラーゲンの可溶化技術に関する特許(特許番号:第306922号)が出願された1960年1月26日は、コラーゲンが広く応用されるようになる第一歩を踏み出した、記念すべき日として、「コラーゲンの日」とされています。
→高研様情報
https://koken-cosme.com/feature/feature001

※NMF(天然保湿因子:Natural Moisturizing Factor)
ヒトにある保湿成分で構成は以下の通りです
アミノ酸40%、PCA12%、乳酸12%、尿素7%、その他
これら成分は生体適合性がよく保湿作用が高いとされています

※ハチミツ
クレオパトラも愛用していた成分で保湿力が高いです。
1 歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがありますので注意が必要です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161461.html#:~:text=%EF%BC%91%EF%BC%8E%201%20%E6%AD%B3%E6%9C%AA%E6%BA%80%E3%81%AE,%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%82

・水溶性か油溶性かは有機概念図で予測可能です。








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ケアプロダクトデザイナー:家庭用化学製品開発製造販売技術者:104

おかげさまで3,000アクセスされました!
今後も更新がんばります。

どうも日用品関係の情報をまとめる人です。
2021年4月2日からブログ毎日更新。

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